お寺といえば、参拝をしたり旅行に行って巡礼や御朱印を集めたりする方は多いですが、スイーツを食べられるお寺があることは、あまり知られていません。しかしお寺で食べられるスイーツは意外と多く、その場所でしか味わえないことから、お寺ガールなど女性を中心に人気を集めています。中には、お寺だけの名物やおしゃれなカフェなどもあり、その場所に行かないと体験できない雰囲気に癒されるでしょう。
お寺にあるおすすめの絶品スイーツを10種類紹介します。

お寺でカフェスイーツが食べられる

お寺のスイーツと聞いて何が思い浮かぶでしょうか。日本の昔ながらの和菓子などをイメージする方が多いのかもしれませんが、神奈川県鎌倉市にある長谷寺は、若い女性がワクワクするような可愛らしいスイーツがあるのが特徴です。お店の名前は海光庵で、だんごやぜんざいなどがありますが、メニューの中でもぱんてら焼きが人気です。ぱんてら焼きはパンケーキのようなどらやきで、バニラアイスやストロベリーソースなどが添えられていて洋菓子が好きな方も満足でしょう。お店からの景色も見晴らしが良く四季によって変わる風景はどれも美しいです。
また、長谷寺には海光庵の他にてらやカフェというお店があります。てらやカフェには、コーヒーや紅茶だけでなく季節限定の可愛らしいドリンクがあるので、その時期に合わせてお寺巡りするのも良いですね。ソフトクリームやあんぱんなどもあり、家族で一緒に来ることも出来ます。おしゃれな雰囲気でゆったりとくつろげそうですね。

お寺でケーキが食べられる

お寺といえば日本の歴史を感じる場所であり、洋風なイメージはないため洋菓子と結びつかないのではないでしょうか。しかしケーキがある洋菓子もあり、その意外さと美味しさから幅広い方へ人気があります。
愛知県岡崎市の松應寺の横丁には、テイクアウトやイートインが出来るPASSERELLEというお店があります。落ち着いた雰囲気のPASSERELLE店内には、プリンやガトーショコラなど美味しそうな洋菓子があり、種類も豊富です。焼き菓子やドリンクも充実しているところが、本格的な洋菓子店なのではないでしょうか。イートイン限定のケーキもあり紅茶にも良く合うので、友達と一緒にお話ししながら味わうのもおすすめです。
滋賀県大津市にある佐知’s pocketという洋菓子店は、手作りで無添加志向の本格的なオリジナル商品が置いてあります。等正寺の境内で営んでおり、チョコシフォンやスコーンなど美味しそうなスイーツがたくさん並んでいます。中でもキャラメルシフォンケーキは佐知’s pocketを代表するケーキで、もちもちのふんわりとした甘さにリピートする人も多いです。
一方、岐阜県郡上市の柱昌寺では月2回のお茶会を開催しており、抹茶やエスプレッソと一緒に、有名スイーツや月替わりのスイーツを楽しむことが出来ます。お墓参りや参拝後に楽しまれる方もいて、癒される時間を過ごせるでしょう。

昔ながらの優しいスイーツ

昔ながらの優しいスイーツ

お寺といえば、古くからある建築物が情緒溢れており、他と違った空気が感じられますよね。落ち着きがありゆっくりと時間が流れているような空間で、昔ながらの優しいスイーツを食べてリラックスしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
北海道の札幌にある寺カフェはなれは、子山にある地蔵寺の境内にあるカフェです。お店のインテリアには畳や和雑貨などが置いてあり、ほっと息をつけるような落ち着いた空間になっています。
メニュー内には、今はなき名店と言われた万惣フルーツパーラーのホットケーキが再現されていて、ふわっとした優しい甘味を味わえます。またカフェ内では写経体験が出来るなど、お寺カフェならではの体験で心も体も癒されるでしょう。
またお寺の境内ではありませんが、東京都の渋谷区にはお坊さんがいる寺カフェがあります。寺カフェ代官山という名前で、川崎市にある浄土真宗本願寺派の信行寺が運営するお店になります。メニューの中には精進料理が食べられたりお悩み相談をしてもらえたり、写経や数珠作り体験などお寺ならではの空間に落ち着けるでしょう。スイーツには宇治抹茶を練り込んだパンケーキに、小倉粒あんや白玉、生クリームと抹茶アイスがトッピングされている抹茶米粉パンケーキや、白玉が入った贅沢抹茶パフェは優しく上品な味で優雅な時を過ごせます。

そこでしか味わえない名物スイーツ

意外なのかもしれませんが、お寺にはスイーツが食べられるカフェやお店が数多くあります。また、お寺にあるのはカフェだけでなく、そこにしかない特有の名物スイーツが売っていることがあるので、お寺ごとのお菓子を見つけるのも楽しめます。
お寺のスイーツは縁起物が多く、大阪府箕面市にある勝尾寺にはだるまパイというお菓子があります。勝尾寺の境内には小さな勝だるまがたくさん飾られていて、勝負運や開運祈願など縁起の良い場所と言われています。だるまぱいも縁起物として親しまれており、サクサクとした触感とほんのりとした甘さがあるお菓子で、受験生や就活生へのお土産にも喜ばれるでしょう。
こちらもご利益がありそうなスイーツですが、大仏プリンという名前は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。奈良県奈良市の東大寺の名物でもある大仏プリンは、蓋に大仏様や鹿が描かれています。奈良県産の素材を使っていて、安心できる懐かしくてやさしい味が、日本人だけでなく海外の旅行者からも人気が高いです。
また京都府舞鶴市の松尾寺には、東郷平八郎が愛した栗饅頭など様々な名物が売られています。その中でも、舞鶴物語というスイーツは上品でまろやかな和三盆が入っており、そのパッケージの美しいデザインが特徴的で、お土産や差し入れにもぴったりです。

まとめ

いかがでしょうか。意外にもお寺にはカフェや名物がたくさんあり、その土地ならではのスイーツを食べることが出来ます。情緒溢れる空間でのスイーツは、特別な時間を演出してくれます。スイーツ巡りはお寺好きの女性を中心に人気が高まっており、どんな方でも楽しめます。建築物を楽しみながら、優しくほんのりと甘い味は心も体もリラックス出来そうですね。せっかくの休日にお寺でのスイーツを楽しむことで、有意義な休日を過ごせるのではないでしょうか。

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